新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2というウイルスへの感染が原因で起こる呼吸器感染症です。
小さなお子さまでは無症状や軽症の場合も多いですが、発熱や強い喉の痛み、激しい咳などの症状が現れる場合もあり、症状の幅があるのが特徴です。
新型コロナウイルス感染症の原因
SARS-CoV-2というウイルスへの感染が原因で、ウイルスには複数の変異種が存在します。主な感染経路は飛沫感染と接触感染です。
<飛沫感染>
くしゃみや咳によって飛ぶ細かなしぶきを吸い込み、鼻・口・喉の粘膜に付着して感染します。
<接触感染>
ウイルスが付着したドアノブや手すりを触れた手で口や鼻、目を触れることで体内へ侵入し感染します。
新型コロナウイルス感染症の主な症状
・38℃前後の発熱
・喉の痛み
・乾いた咳
・くしゃみ
・頭痛
・倦怠感
その他、嘔吐・下痢:消化器症状を伴うこともあります。
扁桃炎やインフルエンザなど症状が似ている他の感染症もありますので、喉が痛い、発熱といった症状がある場合には、早めに小児科を受診しましょう。
また、小さなお子さまでもまれに重症化するケースもあります。呼吸が苦しそう、強い息切れ、ぐったり感が続くときは急いで医療機関を受診してください。
新型コロナウイルス感染症の治療
新型コロナウイルス感染症はウイルス性の感染症であるため、抗菌薬は効果がなく対症療法と経過観察が基本となります。
大人に比べて高熱になることは少ないですが、38℃以上発熱がある場合やのどの痛みが強い場合は解熱鎮痛剤を、せきが続く場合にはせき止めを処方します。
自宅では安静に過ごし、脱水症状を起こさないようにこまめな水分補給を心がけましょう。
のどの痛みが強いと飲み物を嫌がる場合もありますが、常温の麦茶や水など刺激の少ないものを少量ずつ与えましょう。
のどが潤うことで痛みが軽減する場合もあります。
ご家庭で気を付けること
感染予防のために、外出時にはマスクを着用するようにし、食事の前や帰宅時は石鹸と流水でしっかりと手洗いを行いましょう。
室内の空気を新鮮に保つため、窓を開けたり換気扇を活用したりして空気の入れ替えを行いましょう。
登園・登校について学校保健安全法により出席停止期間が定められています。
「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」
発熱した日を0日目と数えるためご注意ください。
新型コロナウイルス感染症は、風邪や扁桃炎と症状が似ていることもあり、見分けが難しいことがあります。
お子さまの場合は症状が軽いことが多いですが、重症化すると呼吸困難を引き起こすこともあるため、のどが痛い、せきが続くといった症状がある場合には、早めに小児科を受診しましょう。
